こんにちは!!

 

今回のテーマは

どうして、薄毛になるの?

 

 

薄毛が気になり始めた方が必ず疑問に思うところですね。

それは、薄毛の原因はこれだ!!とひとつ言えるものではないからです。

人それぞれ違う原因がありますので

髪の基礎知識と薄毛になる原因と対策についてご紹介させて頂きますので

自分の原因はなにか照らし合わせて見てみましょう。

私たち発毛技能士からもお悩みを伺いますので、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

~目次~

①髪の基礎知識

②薄毛になる原因

③薄毛を進行させない対策(食事編)

 

 

🔻1、髪の基礎知識

髪の毛の成分は、皮膚や爪と同じで「ケラチン」というたんぱく質でできています。

髪は健康的な人でも毎日抜けます。

日本人の平均的な髪の本数は約10万本で、生理的な脱毛(自然脱毛)は1日に50~100本程度です。

この程度の抜け毛なら気にする必要はありませんが、抜け毛が一か所に集中していたり抜け毛が異常に細かったり短かったりしたら異常脱毛の可能性があります。

 

・発毛のしくみ

髪の周期をヘアサイクル(毛周期)といい、髪が生え、成長して脱毛するまでの間をいいます。このサイクルをさらに3つにわけることができます。

成長期

毛母細胞が3~6年かけて活発に働いて髪が伸びる時期をいいいます。

1、最初の髪が生える段階で、古い髪が脱毛しようと毛根から離れるとその奥で分裂をはじめた毛母細胞が新しい髪を作り始めます。

2、毛母細胞によって新しく生まれ髪が、毛根から離れた古い髪を押し上げていき、ブラッシングやシャンプー時に簡単に抜けるようになります。

3、古い髪が脱毛すると、新しい髪が成長をはじめます。毛乳頭の毛細血管から栄養分が選ばれて髪が太く成長する時期になります。

退行期

それまで活発に働いていた毛母細胞の髪を成長させる機能が徐々に弱まってきます。髪の成長が止まり、抜け落ちるまでの準備期間のようなもので2~3週間この状態が続きます。髪の成長の休止期間と考えるといいでしょう.

休止期

退行期を得た髪は毛球が委縮しています。毛母細胞から離れた髪は完全に成長が止まり抜け落ちる準備のために徐々に上に押し上げられていきます。数か月この状況が続きこの髪の奥では新しい髪が作られ始めます。

脱毛

休止期間を数か月得た髪は、新しい髪に下から押し上げられて自然に脱毛していきます。こうして新しい髪が成長しはじめます。

 

・薄毛のシグナル

 

第一シグナル フケ

フケは、古くなって角質化した頭皮が剥がれ落ち、これに皮脂腺から分泌された脂肪が付着して固まったものです。

新しい細胞がフケになるまでの期間は、正常で28日間

これが10日から2週間とサイクルが短くなり脂っぽいフケが出るようになったら危険信号です。

強い痛みとかゆみが伴うため、かいて頭皮を傷をつけると、傷口が化膿して毛根部を破壊することもあります。

 

第二シグナル 異常脱毛

多量のフケの発生と強いかゆみが止むと異常脱毛という第二の兆候が現れます。

通常は1日平均100本の抜け毛がありますが、異常説の期間中は、洗髪すると多い時で数百本抜けることがあります。

異常脱毛で抜けた毛は毛根がギザギザしており、白っぽいものが付着して粘りがあります。抜け毛が多いと気になり始めたら1日の抜け毛の本数を調べておくと早期発見に努めることが必要です。

 

第三シグナル 毛の軟毛化

髪の毛が柔らかくしなやかになったら

薄毛の進行は極めて深刻な状況に達していると考えて間違いありません。

放置しておけば毛はどんどんやせ細って艶や弾力を失います。

軟毛化は髪の毛に必要な栄養分が充分補充されない栄養障害によって起こります。

 

第四シグナル

頭が光ってきたら薄毛の完成

 

 

🔻2、薄毛になる原因

薄毛になる原因は、ホルモンバランスや生活習慣、食生活などたくさんありますが

その中でも代表的な原因を4つ挙げさせていただきます。

1、ストレス、自律神経の乱れ

適度なストレスは交感神経を刺激し毛細血管を収縮させます。つまり髪の毛を育てるための栄養成分が届かなくなります。

また自律神経の乱れによって成長ホルモンが分泌されない。交感神経優位になるとアドレナリンが分泌され全身の血管を収縮され血流量を制限し血圧が上昇します。ヘアサイクルの成長期にある毛母細胞は沢山の栄養素と酸素を必要としているので緊張状態が続く事で栄養失調状態になり髪の成長を妨げます。

 

2、合成界面活性剤

市販シャンプーは、脱脂力が強いため過剰に皮脂をとり頭皮の異常乾燥を招いたりターンオーバーの乱れや毛乳頭へのダメージがあります。

 

3、お酒

お酒は昔から「百病の長」といわれており、適度な飲酒は血の巡りを良くすることで知られており、お酒が好きな人にとってはストレス解消にもなります。

しかし、過度な飲酒は身体に悪影響をあたえます。肝機能の低下を招き、急性肝炎や慢性肝炎など肝臓の病気にまで発展する恐れがあるうえに、他に髪の生成にも悪影響をあたえます。髪の構成成分はケラチンというたんぱく質で、このタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。大量にアルコールを摂取すると、体内のアミノ酸のほとんどがアルコールの分解に回されてしまい髪の生成に行き届かなくなってしまいます。

4、タバコ、

タバコは「百外あって一利なし」といわれております。

タバコに含まれているニコチンは自律神経に刺激を与え血行収縮を誘います。

血行が収縮されると血流の量が減り皮膚の温度が2~5度下がる程血行が悪くなります。血行が悪くなると、髪の形成を行う毛細胞に十分な栄養が行き届かなくなり、発毛力が落ちてしまうため、抜け毛が多くなったり発毛自体が起こらなくなってしまいます。

🔻薄毛を進行させない対策(食事編)

食生活の改善

髪の毛に栄養がまわってくる順番は、体内で一番最後だと言われています。

そのため日頃の生活から、必要な栄養摂取に気を使うことが大切です!!

・まごはやさしい

「まごはやさしい」は食品研究科で医学博士の吉村裕之先生が提唱されているバランスのいい食事の覚え方です。

コレステロールダウン、老化予防、皮膚や粘膜の抵抗力強化、生活習慣病予防、疲労回復、骨を丈夫にするなどの効果があると言われています。

・タンパク質

タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されていて、そのうち9種類が体内で合成されない必須アミノ酸です。

動物性たんぱく質・・肉、魚、卵、乳製品

植物性たんぱく質・・大豆、納豆、豆腐

・アミノ酸

ケラチンの主成分はシステインという、体内で合成できる非必須アミノ酸の一種です。食品では赤唐辛子ニンニク、たまねぎ、ブロッコリーなどに含まれています。

・ビタミンB群

食事で摂ったたんぱく質を体の中で利用できる形にするビタミンB群が必要です。

また、ビタミンB2とB6には皮脂の分泌を抑制し、皮膚の新陳代謝を促す作用があるので脂肪の方や頭皮が炎症している方は多めに摂るようにしてください。

ビタミンB2・・レバー、卵、大豆、乳製品、緑黄色野菜

ビタミンB6・・カツオ、マグロ、イワシ、サバ、レバー、肉類、鮭、卵黄、バナナ、キャベツ、ピーナッツ、くるみ、大豆

・ビタミンA、C、E

ビタミンAは細胞分裂を正常化して、頭皮の健康を保ちます。

乾燥性の頭皮、フケ症の人に有効です。

ビタミンCはコラーゲンの生成を助けて血管や頭皮を丈夫にします。また、抗ストレスホルモンの分泌を促しストレスをためないようにする作用があります。

ビタミンEには毛細血管を広げる働きがあり毛乳頭までスムーズに栄養を運ぶようにします。

ビタミンA・・緑黄色野菜、レバー、ウナギ

ビタミンC・・柑橘類、いちご、野菜

ビタミンE・・ナッツ類、植物油、魚介類、ごま

この3つのビタミンには抗酸化作用があり、活性酸素を除去して細胞や皮脂の酸化を防ぎます。

 

薄毛の原因や対策は他にもたくさん挙げられます。

今回の原因と対策はまず始めやすいものを紹介させていただきましたので

ぜひ思い当たる原因がありましたら自分の生活習慣を見直して行動してみましょう!

他にもこれからブログで投稿させていただきますのでご覧ください。

人それぞれ原因は違いますので実際にサロンにお越し下さり発毛体験で発毛技能士に相談していただくとよりお悩みに沿った対策が行えるかと思います!!

お気軽にご相談おまちしております♪