シトシト、ジメジメな天気が続く梅雨シーズン突入ですね。

この時期は髪がうねる、ひろがる問題に悩まされる人も多いのではないでしょうか?

「朝、クセが広がらないように頑張ってセットしたのに、外に出たらヘアスタイルが崩れてしまう…」
「くせ毛がいつも以上に広がってどうしようもない
「前髪が思い通りにならなくて一日中気になってしまう…」

 

そんな悩みや不満を抱えたままの一日って、気分もあがりませんよね。

  

なぜ髪は、梅雨時期になるとまとまりにくいのか…?

そもそもなぜ梅雨時期になると髪がうねったり、いつも以上にくせ毛になったり、広がったりするのでしょうか?

 

それは髪の毛の【水分バランス】が崩れるからです。

通常、均等に水分バランスが保てている髪も、梅雨の湿気や気温が上がって汗をかくことによって、

より多くの水分を含んでしまい、髪の毛11本の水分が均等にならず、

うねりをともなった「クセ毛」になってしまうのです。

 

 

もともとの「髪質」も関係しています

 

髪の水分バランスが整っていないことが髪のうねりやクセ毛になるとお伝えしましたが、

もうひとつ、梅雨時期に髪がうねったり広がったりする原因には【髪質】も関係しています。

 

生まれつきクセ毛の方は、

もともとの髪にクセがでやすい(つまり、髪の水分バランスが均等でない)ので当然、梅雨時期になると、どうしてもいつも以上にクセが出てきます。

逆に、生まれつき水分バランスが均等な髪質はクセの少ない、いわゆるストレート(直毛)と言われる髪質となります。

 

この「水分バランス」が均等か否かは、もともと生まれ持った髪の質であるため、なかなか自然とは改善されにくいのです。

 

 

髪質は遺伝子による影響やホルモンバランスにも関係が

先述したように【髪質】は、

基本的には遺伝子レベルによるものなので、たとえば縮毛矯正などで人工的に手を加えずに変えることはできません。

 

また、耳にすることがあるのが「出産後、クセ毛になっちゃった」という声。

出産や授乳などにより、多くの女性ホルモンを分泌するため、産後や育児中のママさんなどは髪がゴワついたり、クセ毛になったり、ということもあるようですね。

 

 

頭蓋骨のメカニズムにより髪質が変わることも!

もうひとつ髪質が変わると言えば、なんと頭の骨(頭蓋骨)の変化も関係しているんです。

 

人間の頭蓋骨は20歳を過ぎたころから、徐々に大きくなると言われています。頭蓋骨が大きくなると、頭皮は圧迫され張ってくる状態になり、頭頂部から頭皮が広がっていくようになってきます。

 

これがいわゆる「頭皮がたるむ」という状態のこと。

頭皮がたるんでくると、髪の生え際も厚みがなくなり、頭皮がスカスカの状態になってきます。

そうなると髪1本が自由に動けるようになってしまったぶん、クセがつきやすい髪になってしまうのです。

 

 

頭皮ケアでクセ毛を予防することも可能

この頭皮のたるみは、地肌ケア(スカルプケア)によって改善することができます。

髪質にもよりますが、地肌ケアすることで頭皮全体がリフトアップされ、頭皮のたるみを予防することができるんです。

この地肌ケアを、している方とそうでない方とでは、やはり髪の状態は格段に違うということを日々、お客様の髪と向きあっている私たちも実感しています。

 

 

梅雨時期の湿気に負けない髪にするためにできる対処法

もともとの髪質やホルモンバランス、頭皮のケアなど髪や頭皮の仕組みレベルからの話をいろいろとお話しましたが、梅雨の髪のお悩みに対処するためには、やはり湿気によって崩れがちな髪の水分バランスを崩さない方法を取り入れることがオススメです。

 

自宅でもできるケアの方法は次のようなことがあります。

 

梅雨対処法【ドライヤー】を使ってしっかりと地肌を乾かす!

 

まずは自宅での洗髪後に行なう【ドライヤー】を使うときに、地肌をしっかりと乾かすことが、実は梅雨時期のクセ毛やうねりをおさえるうえでとっても大切なんです。

正しい方法で髪を乾かしたかどうかによって、翌日の髪の質感やスタイリングのしやすさもまったく違ってきます。

 

 

面倒だからとつい自然乾燥するのは絶対NG

毎日のシャンプー後に、面倒だからとつい自然乾燥ですませたり、ドライヤーを使っていたとしてもきちんと乾かさず、地肌が生乾きの状態で放置するのは絶対やめましょう!

 

地肌がしっかりと乾いていない状態は、たとえて言うなら「ぬれた洋服をずっと着ている」ようなもの。

梅雨時期に頭髪を生乾きの状態にしておくと、地肌がムレてしまうだけでなく、髪の毛の水分バランスがまばらになり、クセが出やすくなってしまうのです。

 

梅雨時期こそシャンプー後は、ドライヤーでちゃんと乾かすのか乾かさないのかで、ヘアスタイリングのパフォーマンスの良さがぜんぜん違ってきます。衛生的にもしっかり乾かすようにしましょう。

 

 

🔻ドライヤーを使った正しい髪の乾かし方

では地肌にもよく、さらに梅雨時期の髪のうねりを少しでもおさえられる「正しいドライヤーを使った乾かし方」とは、どうすればよいかをお伝えしますね。

 

・洗髪後、まずはしっかりと地肌と髪の毛をタオルドライする
・ドライヤーを髪の毛ではなく、地肌を乾かすようにして熱をあてる。とくにロングの人などはつい、髪の毛に熱をあてがちですが髪の根元が乾くと、自然に毛先も乾いていきますので、ドライヤーを使うときは地肌を乾かすことを意識しましょう。

 

正しいドライヤーを使った乾燥方法を身につけることで髪質はもちろん、髪の傷みや頭皮の健康も影響してくるのでぜひ毎日髪を乾かすときは意識して行ってほしいですね。

 

 

サロン専売ドライヤー【復元ドライヤー】はオススメ

 

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先述したドライヤーの使い方などは、基本的にドライヤーの種類は問わないのですが、より髪や地肌によい状態をつくり、梅雨時期の髪のうねりやクセ毛をおさえたいのであれば、【復元ドライヤー】がオススメ。これは、通常のドライヤーのような熱風ではなく、「低温」「マイナス電子」「育成光線」を取り入れ、髪や地肌を振動によって乾かすため、ダメージが少ないだけでなく、潤いとまとまりを与えながら乾かすことができる最強のドライヤーです。サロン専売なので、気になる方はサロンで手にとって体感することもできます。