ジメジメの梅雨は抜け毛が増えやすい?
春もすっかり終わって5月に入り、
近頃は少しずつ蒸し暑くなってきました。
もう間もなく、ジメジメの季節「梅雨」がやってきてしまいます。
「梅雨」で連想するものといえば、雨、湿気、蒸し暑さ等があげられますが、実はただ不快なだけでなく、髪や頭皮にもストレスを与えるものだったのです。
そこで今回は、
頭皮ケアの観点から「梅雨を乗り切る方法」をご紹介!
今からからしっかりと正しい対策を身につけて、梅雨の頭皮トラブルを防ぎましょう。
目次
- “高温多湿”が皮脂分泌を促してしまう
- 「マセラチア菌」の増殖に要注意!
- 「酸性雨は薄毛につながる」は本当?
- 梅雨シーズンを乗り切る!簡単な3つの頭皮ケアをご紹介♪
- 食事と習慣が何よりも大切
“高温多湿”が皮脂分泌を促してしまう
「頭皮が蒸れると薄毛になる」というお話、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
頭皮は、皮脂線の数が顔に比べて約2倍も多いと言われています。
梅雨になると顔にたくさんの不快な汗や皮脂が分泌しますが、頭皮ではおおよそ倍以上の量が分泌されていたんですね。
多量の汗や皮脂は、炎症や湿疹などの皮膚疾患の原因にもなるので、高温多湿の梅雨は頭皮にとっても注意するべき季節だったのです。
「マセラチア菌」の増殖に要注意!
湿気によって皮脂の分泌が増えてしまうと、頭皮は脂漏性皮膚炎のリスクにさらされます。
そして、この脂漏性皮膚炎の発症には、なんと「カビ」が大きく関与しているんです。
初めて聞いた方は、「え!頭にカビ!?」と驚いてしまいますよね。
ただ、カビとは言ってもそれは「マラセチア菌」という常在菌で、人の皮膚に普通に存在するもの。
通常時は肌や頭皮のコンディションを整えてくれる役割を果たす菌なのですが、高温多湿の梅雨の時期は注意が必要です。